インド学仏教学における LyX の利用

はじめに

LyX を使ってみたが、大変素晴らしい。LyX はバックエンドに LaTeX を使用しているが、表上は LaTeX の構文を意識する必要がない。視覚的に書く内容だけに集中できるので、よりスムーズに文書を作成することができ、LaTeX にある程度習熟したユーザーであっても、その恩恵に浴するところは大きい。ここでは、LyX を利用してインド学仏教学の論文を作成するためのノウハウを書いて見ることにする。といっても、私自身もつい数日前に LyX を使用しはじめたばかりなので、設定や操作方法は手探り状態である。自分用のメモも兼ねてここにいくらか残しておこうと思う。

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LyX の導入と Zotero との連携

LyX とは?

LyX とは、Linux・Mac OS X・Windows などマルチプラットフォームで動作する文書作成システムである。LaTeX の組版システムがバックエンドに用いられているが、文書作成者は LaTeX の構文を意識することなく、他のワープロソフトのように書いている内容のみに専念でき、かつ美しい LaTeX の組版結果を得ることができる。

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Zotero と BibTeX の連携

Firefox の拡張機能 Zotero を使用すれば、Web 上の文献情報を手軽に収集・管理できる。Zotero で文献管理 で書いたように、Zotero で収集した文献情報は BibTeX 形式でエクスポートでき、さらにそれを Emacs が受け取ることもできる。今回は Spinu Vitalie さんの zotexo.el を使用して、Zotero で収集した文献データベースを Emacs が BibTeX ファイルとして受け取り、それらの文献を LaTeX 文書中に引用する方法を紹介したい。これが便利極まりないのである。

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Windows 7 で W32TeX を導入して日本語 SyncTeX を試してみる

ようやく

NTEmacs で UTF-8 な環境構築を試行錯誤 しつつエディタ環境が整ってきたので Windows 用の TeX ディストリビューション W32TeX を導入してみる。W32TeX 所収の pTeX は SyncTeX に対応している。TeX Live 2012 ではすべてのプラットフォームで実現されるらしいが一足先に。今回はこの日本語 SyncTeX が動作することを目標とする。

# Windows の TeX ユーザーは随分以前から経験してるのでしょうが...

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Debian wheezy の TeX 統合環境で SyncTeX を試してみる

TeX Live 2011 の導入

はじめに Debian wheezy (testing, amd64) での TeX Live 2011 のインストール手順をごく簡単にメモしておく。Ubuntu で TeX Live 2011 を利用する 場合と全く同様の手順で問題なかった。

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Abbreviations with LaTeX

紹介

多くの参考文献を扱う学術論文においては、本論中で参照した文献の正確な情報を論文末尾に一括して掲載するのが普通である。本論で言及されている論文が末尾の参考文献表にない、という指摘は論文諮問の場で多くの人が経験している (?!) かもしれない。参考文献に関しては BibTeX を使用していればこの心配はない。本論中で \cite 等のマクロを利用して文献を引用すれば、手入力のようなミスは無く文献情報を出力してくれる。文献データベースにない資料を引用すれば LaTeX がエラーを吐く。

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インド学仏教学における UTF-8 による TeX 文書作成 (4)

XeTeX の紹介

Jonathan Kew さんによる XeTeX とは、もともと Mac OS X 向けに開発された TeX に基づく Unicode 対応の組版システムである。現在では Windows や Linux にも移植されている。TeX の Unicode 化の試みとしては Omega (Ω) が知られているが、XeTeX はそれとは系統を異にする。従来からの TeX ユーザにとって目を引く特徴は、システム標準の TrueType や OpenType の Unicode フォントがそのまま使用できるという点だろう。コマンドラインツールの fc-list で返ってくるフォント名を、特別の設定なしに直接ソースファイルに指定することができる。現状では pTeX ほど十全な日本語組版は望めず、中国語・韓国語等のアジア言語へのサポートも十分とは言えない。

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インド学仏教学における UTF-8 による TeX 文書作成 (3)

upTeX の利用

ttk さんによる upTeX は pTeX 内部処理の Unicode 化を果たしたもので、従来の JIS X 0208 (JIS 第一・第二水準) の制限から開放され、中国語・韓国語を含む極めて広範囲の文字の直接入力を可能としている。pTeX の和文組版をそのまま引き継いでいるので、pTeX のノウハウはそのまま upTeX にも通じる。一方で、インド系文字などを直接扱うことは、その守備範囲とはしていない。

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インド学仏教学における UTF-8 による TeX 文書作成 (2)

変換処理の自動化

前回 に引き続いて UTF-8 による TeX 文書の作成について書いていく。

過去の投稿でいくつか latexmk について触れたが、この Perl で書かれたプログラムは bibtexmakeindex などの処理を必要とする文書に対して、適宜必要な回数だけコンパイルを実行してくれる。開発も盛んで (現行バージョン 4.25, 2011/07/07)、最新パッケージなどにも対応が早い。

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