Déjà Dup を利用すると、簡単な GUI 操作でローカルやクラウド上にバックアップを作成することできる。データの暗号化や圧縮をはじめ、特定のバックアップからの復元を可能とする差分バックアップ、定期的なスケジューリングなどの機能も有しており、Apple の Time Machine の Linux 版といったところだろうか。
導入は Ubuntu や Debian (sid) であれば、
$ sudo apt-get intall deja-dup
で済む。
私の環境は次の通り。
$ uname -r 3.1.0-1-amd64 $ cat /etc/debian_version wheezy/sid $ gnome-shell --version GNOME Shell 3.2.2.1 $ deja-dup --version deja-dup 20.2
使用方法もシンプルで概ね迷うことはない。バックアップ先には Amazon 3S (Amazon Simple Storage Service) を指定してみる。現在 3S ストレージに関しては 5GB までフリーで使用できる (cf. AWS Free Usage Tier)。
除外するフォルダも指定しておく。デフォルトで除外されるフォルダは以下の通り。
~/.adobe/Flash_Player/AssetCache ~/.cache ~/.gvfs ~/.Private ~/.recent-applications.xbel ~/.recently-used.xbel ~/.thumbnails ~/.xsession-errors /proc /sys /tmp
「今すぐバックアップ」で開始する。以後は、スケジュール (毎日、毎月、2週間、毎月) で指定されたとおり自動でバックアップが作成される。
「復元」により、ある時点のバックアップへ戻すことができる。
ちなみに、端末から Amazon 3S へアップロード等を行う場合、コマンドラインツール s3cmd がシンプルで使いやすい。同期コマンド (s3cmd sync LOCAL_DIR s3://BUCKET) も用意されているので、上来の Déjà Dup の機能はこの s3cmd でも可能である。あるいはこちらの方が使い勝手がよい、と感じる方も多いかもしれない。
Amazon 3S へのアップロード等をサポートする iPhone のアプリもいくつかあるようだ。Free の Cumulus (S3) を使用してみたが悪くないと思う。