Mac で依存してしまっている便利な機能に Quick Look がある。これに慣れてしまっていると、つい Windows のエクスプローラーなどでも Space キーを押して、「あ、そうか」となることがある。maComfort を使用すれば、Windows でも Quick Look ライクな操作が可能となり、他にも Mac OS X ライクな Exposé や Spaces などの機能も使用できるようになる。Mac をメインに使用するが Windows も併用する、というユーザーにとってはとりわけ有用であろう。
私は、Windows 7 の Aero Taskbar は秀逸だと思うし、Windows ですべて Mac のように操作したいとは思わないが、こと Quick Look に限っては例外である。Space キーひとつでファイルの種類を選ばず閲覧できる機能に関しては、今のところ Windows で代わりになるものは備わっていないと思う。個人利用なら今のところ Free なので、Quick Look のためだけにでも入れておいてもいいと思う。
さて、この maComfort はコマンドラインから使用することもでき、これを利用すれば NTEmacs の Dired Mode からも操作可能である。
(defun dired-maComfort () "In dired, preview with maComfort." (interactive) (let ((file (dired-get-filename)) (process (get-process "macomfort_ps"))) (if process (kill-process process) (start-process "macomfort_ps" nil "C:\\Program Files (x86)\\maComfort\\maComfort.exe" "-ql" file)))) (add-hook 'dired-mode-hook '(lambda () (define-key dired-mode-map (kbd "SPC") 'dired-maComfort) ))
たまたま 別のところ で知ったのだが、ポイントはオプションの「-ql」である。上のように設定ファイル (~/.emacs.d/init.el) に書いておけば、カーソルのあるファイルやフォルダを Space キーで閲覧できるようになる。
ディレクトリサイズが確認できるのもありがたい。
私は専らこの Quick Look 機能だけ欲しいので、maComfort の Startup 時の自動起動は切ってある。maComfort を常駐させて使用する場合は、デフォルトでいろいろキー設定がなされているので注意が必要である。